相手を見極めよう
ここまで触れていませんでしたが、面倒な相手と対峙するとき必ず守ってほしいことがあります。
それは
一定の距離を保つこと
具体的には3m以上が理想的です。
この理由は…
①心理的に過敏になるパーソナルスペースに立ち入らない
②物理的に相手の攻撃が届かない
この2点です。
距離を保つためのフットワークの練習は、私たちも毎回必ずやっています。
ボクシングでも空手でも間合いをとって、攻撃チャンスをうかがってますよね、あれと全く同じです。
前回までのブログ(護身術におけるメンタリティ③・護身術におけるメンタリティ②)のようなシチュエーションでガンガン音だけ出して距離を詰めてこない相手は、無意識のうちにこちらからの反撃を警戒しています。
つまり、凄みながらもビクビクしている要素もあるんです。
では、パーソナルスペースの一線を越えてきた場合のあいての見極め方は…?
①写真のようにいきなり掴みかかってくるヤツ
アホです。
怖いかもしれませんが、危険度は低いです。
おそらく、うちの会員さんであれば全員が「おいしいヤツ♥」と思うでしょうね。
顔面がら空きで、こちらの射程距離に入ってくるのですからワクワクします。
②脅しながら小突いてくる
これは脅しながら一定の距離をとる動きです。
格闘の技量はわかりませんがケンカ慣れ、恐喝慣れしている可能性があります。
小突いてくる手の反対の手も、ポケットなどからきちんと出しているようだと何かしらの格闘経験があると思っておいたほうが良いかもしれません。
他にも格闘経験者独特の間合いの詰め方、その対処方法はあるのですが文章で表現するのはちょっと難しいのでご容赦ください。
「護身術スタジオ・トータルディフェンス」では様々な場面、相手を想定したトレーニングを実施ています。
最初は戸惑うかもしれませんが繰り返し練習することで、考えるより先に体が動くようになってきます。
もし、少しでもご興味がわいてきましたら当スタジオに遊びに来てください。